脱毛をする際に、ワキの部位を検討する人は多いです。
ワキ脱毛について調べてみると脱毛してワキガになった、ワキガがひどくなったというウワサを耳にします。
本当に脱毛と関連があるのか心配になりますよね。
まずはワキガになる可能性がある人、ない人について知っておきましょう。
この記事では脱毛とワキガの関係についてご紹介していきます。
①ワキガはなる人とならない人がいる
②脱毛したからといってワキガになる心配はありません
③脱毛を期に気になるニオイが軽減する場合もあります
目次
日本人はワキガになる割合は少なめ
突然、ワキガになってしまう可能性ってあるの?
ワキガになる可能性がある人もいれば、心配は少ない人もいます。
ワキガは毛穴の中に存在する汗腺(エクリン腺、アポクリン腺)のうちのアポクリン腺からの分泌が多い人になります。
- エクリン腺は普通のさらさらした汗
- アポクリン腺は粘り気がある汗
アポクリン腺から出る分泌液が時間経過により雑菌が繁殖、ワキガのにおいにつながります。
体質的にアポクリン腺からの分泌量が多いかどうかという事になりますが、家計的に遺伝する傾向がある場合と人種的な傾向があります。
人種別では黒人はほぼ全部、白人でも約8割はワキガといわれており、日本人の場合は約1割程度の割合です。
どちらかというと体質や人種的な原因になるので、脱毛が原因でワキガになってしまう事はありません。
脱毛する事でワキガが悪化するというウワサはなぜ出ているのか?
脱毛すると汗をかく量が増えたと感じてしまうのかも?
脱毛をするとワキガが悪化する、汗腺が増えてしまうというウワサがありますが、これはムダ毛が無くなった分、いつもと違う感覚になるからという事が考えられます。
ワキの毛は汗をかいた際にたまりやすい傾向があり、垂れてきにくいです。
ところが、ワキの毛を脱毛すると、毛にたまる事はなくなりますので、その分汗が垂れてきやすくなります。
汗が垂れてくる感覚を感じるとなんとなく「汗をかく量が増えた」と思ってしまいがちですが、脱毛前に比べてあまり汗をかく量は変わっていない場合が多いです。
汗の量が増えた=体臭の心配といった理由からワキガの心配をする人もいるのではないかと考えられます。
脱毛する事で改善する場合も
脱毛が原因でワキガになってしまうという心配はなさそうだね!
医療脱毛やサロン脱毛をする事でワキのムダ毛自体は減っていきます。
従来ではワキに生えている毛に汗が停滞しがちになり、汗臭さや皮脂臭さを感じていたという人もいるかもしれませんが、ワキ脱毛をする事でムダ毛はなくなりますので、その分、雑菌繁殖の程度も軽くなり衛生面は向上します。
汗がたまってしまう事もありませんし、時間経過による不快なにおいを発するといった心配も軽減します。
これは医療脱毛の場合ですが、自分は体質的にわきがかも?という人でも、同じ毛穴へのレーザー照射によってアポクリン腺にも多少なりとも影響が及び、ワキガの症状が軽減したという例もあります。
まとめ
脱毛が原因でワキガになってしまう、ワキガが悪化するのでは?というウワサがあったり心配をしている人もいるかもしれませんが、脱毛が直接の原因になる事はないので安心してください。
ワキのムダ毛が無くなった事によって汗が垂れてきやすくなったと感じるかもしれませんが、ムダ毛が無くなった分、時間経過によって雑菌が増えてしまうという心配はなくなるのでかえって衛生面は良くなります。
脱毛しても特に問題はありません。